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さとのわ(SATONOWA)・旬だより

高知は日によっては25度を超える日があるなど、早くも初夏の雰囲気です。いよいよ小夏が最もおいしい季節が到来、新茶(一番茶)も予約受付を開始しました。山北みかん(温室)は、おおむねGW明け以降、機を見て販売開始予定です。メロンも5月ごろから徐々に出荷量が増えてくる見込みです。

水晶文旦の味について

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水晶文旦と温州みかん・味の違い

水晶文旦の味は、良品の場合、「とっても華やかな香り+甘い味」です。そこに文旦独特の渋みがプラスされて、甘味を引き立て、文旦好きにはたまらない味になっています。

蜂蜜(はちみつ)系の香る甘み」で、「まろやかで癒されるような味」です。

酸味はほとんど気にならないレベルで、ごく弱いです。土佐文旦の出だし~最盛期のような、メリハリのある味ではありません。柔らかな、えも言われぬ香りをまとった、やさしい味が、秋の夜長にぴったりマッチしています。

緑色のすっぱそうな外見からは、到底想像できないような、やさしい甘さたっぷりの味ですね。

白いアルベド(内果皮)部分と、果肉を包む袋(じょうのう)部分は、土佐文旦同様に、渋い味です。間違って口に入ると、舌がヒリヒリしますので、極力取り除いて下さいね。

水晶文旦の栄養成分と、それが含まれる部位

果肉部分には、ビタミンC、ビタミンP、クエン酸、アミノ酸、ミネラルなどを豊富に含んでおり、風邪予防、疲労回復、さらには体内の抗酸化にも貢献します。さらには血を綺麗にし、血管自体を強くする働きもあります。

文旦類は、昔から高血圧の薬と言われています。

単なる栄養以外にも、例えば、水晶ぶんたんをむいた後、両手に残る、なんとも言えない良い香りは、嗅いでいるだけで、とてもいい気持ちになります。アロマ的な、リラックス効果も期待できるのではないでしょうか。

又、「じょうのう部分」には、ペクチンなどの成分が豊富にあり、整腸作用に効果があるようですが、水晶文旦の場合、基本的に取り除いてしまう部分ですので、普通に食べる分には、効果は限定的かもしれません。

水晶文旦の各部位・名称

文部科学省が出している「五訂増補日本食品標準成分表」によれば、文旦類(砂じょう部分)のカロリーは、100g当たり、約38キロカロリーだそうです。

体に良い成分が豊富に含まれる水晶文旦ですが、カロリーに気をつけている方は、食べすぎにご注意下さい。

水晶文旦の種の有無について

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水晶文旦の種の有無

水晶文旦に、現在、「種無し」のものは存在しません。

稀にあったとしても、それは出来の悪いもので、 味も本来の美味しさには及ばないものになるでしょう。

文旦に限らず、果物の種は、シーズンが進むにつれて、多くなる傾向があります。
種の保存の為、果物自体が頑張って種を多く残そうとするからです。

生命力が強い、という事は、それだけ健康的に育っているという証拠。

本当に美味しい水晶文旦は、種もそれなりにある、という事をご理解下さい。

種無し品種は今後できるか?

平成6年から、果樹試験場において、年内収穫が可能で、種子が少ない文旦の新品種の育成が行われています。

土佐文旦、水晶文旦などのブンタン類を母親とし、もう片方を別の文旦類や柑橘類として交配を重ね、ある一定の成果が出ています。今後、新品種として「種無し文旦」が登場する可能性はあります。

水晶文旦と土佐文旦の違い

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水晶文旦と土佐文旦の違いについて、わかりやすく表にまとめて見ました。(温室土佐文旦も併記)

水晶文旦と土佐文旦の違い(温室土佐文旦も併記)

土佐文旦は、露地栽培で、収穫は12月頃。1~2ヶ月ほど追熟させてから、市場への出荷が始まります。旬は、1月下旬~4月下旬。おおむね2月~3月が最盛期です。

水晶文旦は、ハウス栽培がほとんどで、収穫は9月頃から順次始まります。美味しいのが出始めるのが、9月中下旬~11月下旬。おおむね秋が旬の果物です。土佐文旦とは、そもそも品種自体が異なり、寒さに弱い品種です。

土佐文旦は、黄色が完着(かんちゃく=完全に熟して色がのった状態)なのに対して、水晶文旦は、外皮が緑色の状態でも、中身は完全に熟しています。

外側は緑色でも、中身は完全に出来上がって、じゅうぶん甘みがのった状態なのです。

↓以下のページから、ご注文が可能です!

土佐文旦 (販売時期:1月中旬~4月下旬頃)

水晶文旦 (販売時期:9月中(下)旬~11月下旬頃)

温室土佐文旦 (販売時期:11月下旬~1月上旬頃)

水晶文旦・食べ方

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水晶文旦・食べ方(皮の剥きかた)

水晶文旦・食べかた

水晶文旦のむき方は、基本的に土佐文旦と同じです。ムッキーちゃんを使えば、より簡単にむけますが、包丁や果物ナイフでも十分対応可能です。素手だけでは、やや無理があります。

(ムッキーちゃんをお持ちでない方・万人向け)むき方

1.まず、水晶文旦の、頭と尻の部分を切り落とします。(厚さ1センチ程度)

2.外皮に十文字に包丁を入れます。(深さ1センチ以内・中の実を切らない程度)

3.切れ目を入れた部分に指をねじ込んで、外皮をはがして、白い渋皮をまとった実を取り出します。

4.中央部分に指をねじ込んで、房を割っていきます。(房ごとに分ける)

5.種があるほうの淵部分を包丁で切り落として口を開き、中の実を取り出します。そして白い渋皮を完全に取り除きます。

6.食べれる状態になったら、あとはお口へお運び下さい♪

水晶文旦・収穫時期(旬)と食べ頃

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水晶文旦の収穫時期・旬と食べ頃について

水晶文旦・収穫時期・食べ頃(旬)・販売時期

こちらで紹介するのは、秋が旬の「水晶文旦」の収穫時期と食べ頃について、です。
2月~4月が旬の「文旦(露地物の土佐文旦)」の収穫時期と食べ頃については、以下のページをご参照下さい。↓

文旦の時期(旬)について

高知の秋の本格到来を告げる果物として、年々認知度が高まっている「水晶文旦」。しかし、全国的にはまだまだ知名度は低く、露地物の土佐文旦と混同され、よく理解が進んでいない面も見受けられます。

水晶文旦は、早い農家は9月中旬頃には、出荷を始めます。ここで言っておきたいのは、「早い時期はマズいんじゃない?」という誤解についてです。

はっきり自信を持って言えますが、9月中旬のシーズン序盤でも、十分最高に美味しい!と胸を張れる水晶文旦が出荷されています。

農家によって、出荷時期が異なり、10月上旬から出荷量が増えてくるので、それまでは美味しくないんじゃないか、と思われている方が多いように思いますが、そんな事は絶対にありません。

9月中旬からでも、本当に美味しい水晶文旦は、存在します。(当店で販売中です。(^^))

水晶文旦は、露地物の土佐文旦のように収穫後の「追熟(ついじゅく)」が必要ありません。寝かせなくても、十分甘くて、のっけから美味しいのです。(ハウス栽培なので)

露地物の土佐文旦は、1月頃から出始めますが、土佐市の土佐文旦が食べ頃を迎えるのは、2月以降、十分に追熟をした後になります。その印象が強い為に、シーズン序盤は買いびかえをされている方が多いのではないでしょうか。とても、もったいない話です。

水晶文旦は、土佐文旦とは、品種自体が違います。10月末頃~11月中旬に収穫が終わり、販売自体は11月下旬(末)頃まで続きますが、11月に入ると、徐々に品質のいいものが少なくなっていきますので、早めのご注文をお勧めします。

水晶文旦の通販はこちら

収穫時期と旬・食べ頃のまとめ

収穫時期: 9月上中旬~11月上中旬頃まで

販売時期: 9月中旬~11月下旬(末)頃まで

食べ頃: 9月中旬~11月下旬頃まで
(※11月はなるべく早めの注文がおすすめ)

11月下旬になると、水晶文旦に変わって、今度は「温室 土佐文旦」が登場してきます。味・品質ともに、11月末~12月以降は、こちらがおすすめになります。

水晶文旦の歴史

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もっと詳しく・水晶文旦の事

水晶文旦の歴史

水晶文旦の歴史-

水晶文旦の誕生の歴史については、謎の部分が多く、実際のところ、今も良くわかっていません。

一説によれば、水晶文旦の歴史は、太平洋戦争よりも昔、戸梶清さんという方が、高知市仁井田あたりで、蜜柑科の常緑果樹=「内紫(ウチムラサキ)」の一枝に、変わった色の実が成っているのを発見した事から始まったとあります。

土佐文旦となにかの交雑によって生まれた、という説もありますが、真相は定かではありません。

命名の歴史については、昭和33年、柑橘の博士として世界的にも著名な農学者「田中長三郎」の目にとまり、「水晶文旦(すいしょうぶんたん)」という名を授かります。

時代は変わって、昭和50年頃、高知のみかん産地として有名な、山北(やまきた)地区の農家が、水晶文旦の苗木を買い、栽培を始めます。山北には、世界で初めてハウスみかんの栽培に成功した人などがおられ、みかんのハウス栽培も盛んな地域です。水晶文旦が寒さに弱い事を知った農家の方達は、この地で「水晶文旦のハウス栽培」を開始。生産に成功するのです。

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