水晶文旦と土佐文旦の違い
水晶文旦と土佐文旦の違いについて、わかりやすく表にまとめて見ました。(温室土佐文旦も併記)
旬について
土佐文旦は露地栽培で、収穫は12月頃。1~2ヶ月ほど追熟させてから、市場への出荷が始まります。旬は、1月中旬~3月下旬。なかでも2月~3月上旬は出荷の最盛期です。
水晶文旦はハウス栽培がほとんどで、収穫は9月頃から順次始まります。美味しいのが出始めるのが、9月中下旬~10月ごろ。おおむね秋が旬の果物です。土佐文旦とは、そもそも品種自体が異なり、寒さに弱い品種です。11月になるとほぼ出荷も終わり、少し間をおいて、11月中下旬ごろから今度は温室土佐文旦が出始めます。
温室土佐文旦は11月下旬~1月中旬ごろまで、露地ものの土佐文旦に先駆けて市場に出回り始めます。年末年始の冬ギフトにも最適なブンタンです。
外観と味について
土佐文旦は、黄色が完着(かんちゃく=完全に熟して色がのった状態)なのに対して、水晶文旦は外皮が緑色の状態でも、中身は完全に熟しています。
外側は緑色でも、中身は完全に出来上がって、じゅうぶん甘みがのった状態なのです。
個体差はあるものの、比較的酸味が少なめで糖度が高いのがハウス栽培の水晶文旦、温室土佐文旦です。
土佐文旦は出始めの1月頃はとっても新鮮で鮮烈な味わい。この味が好きな方も多数いらっしゃいます。置いておけば、2月~3月と季節の変化とともに、味の変化も長く楽しめるのが、露地もの土佐文旦のいいところです。ぜひお試し下さい。
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毎年たくさんの方にご注文いただいております