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さとのわ(SATONOWA)・旬だより ※2024年11月現在

山北みかん別役さんの産地直送・おきつ(興津)系品種は、11月下旬以降の予約販売開始予定となっております。それまでは、満天みかんなどの販売が中心となります。今年は気温が高かった為、ミカンの色づき具合が遅いです。

日本蜜蜂(ニホンミツバチ)とは?

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日本蜜蜂(ニホンミツバチ)とは、日本に古来から住んでいる、日本固有の、野生のミツバチです。北海道と沖縄を除く、本州から四国、九州に生息しています。

日本蜜蜂(ニホンミツバチ)

世界には9種類のミツバチがいます。蜂蜜(ハチミツ)を採る目的で、人の手によって世界的に飼われているのは「セイヨウミツバチ」です。日本ミツバチは、アジアに広く分布する「東洋ミツバチ」の亜種と言われ、一般的なセイヨウミツバチよりも、蜜(みつ)を集める能力は弱いです。しかし、もともと日本に住んでいる蜂(ハチ)なので、多湿な自然環境にも適応能力が高く、日本の自然を生き抜く力と術(すべ)を持った、非常にタフなミツバチなのです。日本ミツバチは、世界中の蜜蜂の中でも、最も寒冷な土地に住むことが出来ます。

これは西洋みつばち・(日本蜜蜂との違いがわかりますか?)

病気やダニに強い

西洋ミツバチの飼育では、病気やダニを防ぐ為に薬剤散布が欠かせません。しかし日本ミツバチはそれらに強い為、薬剤を使用する必要がありません。より自然に近い、健康的な蜂蜜を得る事ができます。

四季折々の様々な花という花が、日本ミツバチにとっては蜜を集めるターゲットになります。おおよそ花の咲く場所なら、どこにでもニホンミツバチはいる可能性があります。小さくて気づきにくいだけで、東京などの都市部でも、緑の多い場所ならいるはずです。

ただ、そんなタフな日本ミツバチにも、ひとつだけ弱点があります。それが「農薬」です。

日本ミツバチは、「セイヨウミツバチの何倍も農薬に弱い」という弱点があり、農薬被爆で死滅する事例が報告されています。農薬のない、自然豊かな場所こそが、日本ミツバチにとっての楽園です。その点において、高知県の山奥、仁淀川の上流域、仁淀川町などは、ニホンミツバチにとって比較的住みやすい場所と言えます。

日本ミツバチは少なくなったのか?

昨今、ミツバチが減って農業が立ち行かなくなる恐れがある、と言ったニュースを聞いたことはないでしょうか?ミツバチが減った、と問題視されているのは、主に「セイヨウミツバチ」の事で、温室栽培のメロン、スイカ、イチゴなどの受粉作業が難しくなってきたので、騒がれているのです。

この問題は、蜂群崩壊症候群と言って、日本のみならず、世界中の大問題となっています。原因は農薬とも、遺伝子組み換え作物とも言われ、いまだハッキリとはわかりません。興味のある方は調べてみて下さい。

では日本ミツバチは大丈夫なのか?と言いますと、彼らにとっても、今の時代は大変生き難い時代です。彼らは農薬の「声無き被害者」です。日本の農業が農薬を必要としているのはわかります。しかしその一方で、日本の自然を守り繁栄させてきた日本ミツバチが、農薬の散布された里山で住めなくなってきているのは事実のようです。農薬を作っている業者は、西洋ミツバチには目を向けても、野性の日本ミツバチの事はおかまいなしです。そういった企業の姿勢にも大きく問題があるようです。日本ミツバチは、農薬のかかっていない自然の花々が沢山ある場所でしか繁栄出来ません。最近は農業の衰退によって、里山に咲く花の数も減っているそうです。蜂蜜が採れなくなる事以上に、自然界にとっての大問題が起きようとしています。このツケを結局払う事になるのは、日本ミツバチを大切にしなかった日本人そのものです。

日本人は、日本ミツバチに頭が上がらない

日本がこれほど豊かで多種多様な森林、草花、果樹に彩られている影に、日本ミツバチの助けがあります。

大きな事を言えば、現代日本の自然体系、そして日本人の繁栄は、彼らなしではありえないものでした。

日本ミツバチは、蜂蜜(はちみつ)を人間に与えてくれましたが、それ以上に、花粉を運んで受精を促し、自然の草花、樹木が繁栄する為に、多大なる貢献をしてくれています。

私たちが日本列島で、今の自然・生態系を維持し、今後も繁栄していく為には、野生の日本ミツバチは欠かせない生き物です。

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