さとのわ(SATONOWA)・旬だより
※2024年11月現在
山北みかん・別役さんの産地直送・おきつ(興津)系品種は、11月下旬以降の予約販売開始予定、温室土佐文旦は11月最終週ごろから入荷・販売開始予定、実生ゆず酢は12月以降、入荷しだいになる見込みです。
日本ミツバチを熟知した
名人が採った、100%天然
非加熱・国産・純粋蜂蜜
<仁淀川わみつ>
高知県の誇る清流「仁淀川(によどがわ)」流域に咲く花から採蜜した、とっても美味しい100%天然の純粋はちみつ「仁淀川わみつ(和蜜)」を、出来るだけお求め安い価格で販売しています。品質に強いこだわりを持つ一生産者による、数量限定品です。
希少な和蜜(地蜜・山蜜)
自然のままにこだわった
高糖度・厳選品(高知県産)
「和蜜(わみつ)」とは?
日本に古来から生息する「日本ミツバチ(蜜蜂)」が集めた蜂蜜(はちみつ)、それが「和蜜(わみつ」です。(地元の山で採れた蜜の意味で、山蜜(やまみつ)・地蜜(じみつ)とも言う)
一般的に市場に出回っているハチミツの大部分は、西洋ミツバチが一種類の花から、短期間で効率良く集めた蜂蜜=洋蜜(ようみつ)です。
それに対して日本ミツバチは、四季折々の様々な花から、一年をかけて蜂蜜を採取します。収量が少なく安定しない為、一般市場にはほとんど出回りません。
日本ミツバチは西洋ミツバチに比べ、はるかに農薬に弱いハチです。逆を言えば農薬のかかった花からは蜜を採る事が出来ないので、より安全。養蜂においても病気やダニに強く、薬品を使用する事はありません。西洋ミツバチに比べ、より自然でオーガニック(有機的)な、大変濃厚で美味しい蜂蜜が採れます。
需要よりも供給が極端に少ない希少さゆえに、大変高値で取引されています。
採取地は、日本有数の美しさ
仁淀川の上流~中流域周辺
四国山地を水源とする「仁淀川(によどがわ」は、上流部の美しさが「仁淀ブルー」という愛称で呼ばれる、日本でも有数の水質・透明度を誇る、高知県の清流です。
あまりに綺麗なので、NHKが取材に来て、NHKスペシャルで「仁淀川 青の神秘」として放送されたり、ブルーレイディスクになって販売されたりもしたほどです。
当店で販売している蜂蜜(はちみつ)は、この仁淀川の中流~上流域にかけて広く巣箱を置き、川の流域に咲く、四季の自然の草花や樹木から蜜を採取しています。
花の種類は多岐にわたり、季節の山野草、木の花、薬草に咲く花まで、様々な花から蜜が採取されます。また、高知県仁淀川町は「お茶の名産地」でもあり、過疎で栽培できず野生化したお茶の花にも、沢山のミツバチが群がっています。結果的にそうした独自の環境が、この蜂蜜を特別な美味たらしめていると言えます。
自然が色濃く残るこの土地は、農薬に弱い日本ミツバチにとっては、かなり良好な棲み家と言えます。
(※巣箱に群がるニホンミツバチ。実際に肉眼で見ると、その体は思いのほか小さく、とても可愛らしいです。)↓
生産者について
この蜂蜜は、全て高知県在住の一生産者から仕入れたものです。日本ミツバチの生態に精通し、日本ミツバチの保存に尽力されている方です。
生産者の中でも、特にこだわりを持った一生産者に限定して仕入れ、販売しています。
片手間でやる趣味養蜂とは全く異なり、この生産者が置く巣箱の数は、仁淀川流域全体で、およそ500箱にもおよびます。巣箱を確認して回るだけでも大変な重労働です。その内、蜂蜜(はちみつ)がちゃんと採れるのは約1割の50箱程度だそうですから、高知県におけるニホンミツバチの養蜂の難しさが感じられます。
安全性に対する強い思い
近年、ネオニコチノイド系農薬が原因と思われる、日本蜜蜂や西洋蜜蜂が大量死するなどの問題が起きています。ネオニコチノイド(以下ネオニコ)系農薬の被害は、ミツバチだけの問題ではなく、ミツバチが集めた蜂蜜に農薬が残留する事で、人間の健康問題にも発展します。
現在、日本ではネオニコ系農薬を全面禁止している県はありません。しかし高知県は、なるべく使わない方向で行政が推進している、全国でも一番進んだ取り組みを行っており、安全性においては最も高い県と言えます。さらに、この生産者はネオニコ被害を完全になくす為に、標高500~800メートル級の、人が住んでおらず、農薬を使用する田んぼや畑が周囲2キロ以内にないような山奥に巣箱を設置しており、安全性に対する意識が大変高いです。その評価の高さゆえに口コミで全国から受注が相次ぎ、毎年あっという間に手持ちの分を売り切ってしまうそうです。当店でも確保している数量はそんなに多くありません。数量限定での販売となりますので、興味のある方はお早めに。
2024年(令和6年)産
【10月24日以降入荷分をご注文の方】=おおむね10月下旬(末)頃~11月上旬の間で、準備でき次第発送します。これが今シーズン最終となります。
次回販売は、2025年(令和7年)8月お盆明けごろの予定です。