高知の特産・柑橘!
(かんきつ)
この土地ならではの
おいしい厳選品

高知の柑橘(かんきつ)

 

園芸王国・高知県は、バリエーション豊かで、おいしい柑橘類の宝庫です。毎月のように食べられ、しかも全国的に見ても、トップクラスの美味を誇る、自慢の味が盛りだくさんです。まだ食べた事のないものがありましたら、ぜひ一度お試し下さい。

 

高知の柑橘は「大きい」!

高知にはとっても大きな柑橘「文旦(ぶんたん)」が特産品として、数多く栽培されています。文旦には土佐文旦(とさぶんたん・露地物)、水晶文旦(すいしょうぶんたん・ハウス栽培)、温室土佐文旦(ハウス物)、といった種類があり、大きいものでは3Lサイズ以上のものが存在します。文旦に限らず柑橘類は皆、大きくなりすぎると味が散漫になります。文旦も3Lサイズぐらいまでが味的にも最もおすすめで、最高値をつけますが、4Lサイズ以上の大きいものになると逆に値段は下がります。柑橘は、大きければ大きいほど美味しい!というわけではありませんので、その点をご注意下さい。

 

高知(土佐)では、小さい柑橘が大人気!

先ほどの、大きな柑橘の話とは矛盾するような話ですが、じつは高知県では、一般的なサイズの柑橘類よりも、より小粒サイズのほうが人気が高い事が多いです。その最たるものが「小夏」で、名前の由来ともなるほど小さいSサイズ位の玉が、最も高値で取引されています。

さらに、温州ミカンのブランド、高知の「山北みかん」も、小粒のSサイズ~2Sサイズといった、他県から見れば小さいサイズのミカンが大人気です。小さいほど味がギュッと濃縮されて美味しい!という「柑橘類の法則」にのっとって、味にうるさい高知県人は、自然と小粒を愛するようになったのではないでしょうか。

小さくなるほど、味が濃くなり、甘みも濃く、酸味も濃くなります。つまり甘い柑橘はより甘く感じるようになりますが、酸っぱい柑橘は、より酸っぱく感じるようになるのです。より濃厚な味を追い求めるところが、土佐人が元々持っている気質なのかもしれませんね。

 

月別のおすすめ柑橘

1月・ ぽんかん(高しょう系)山北みかん(南柑20号)

2月・ ぽんかん(低しょう系)、温室でこぽん、土佐文旦

3月・ 土佐文旦

4月・ 土佐小夏(こなつ)、土佐文旦

5月・ 土佐小夏(こなつ)山北温室みかん(早生)

6月・ 土佐小夏(こなつ)山北温室みかん(早生・おきつ)

7月・ 山北温室みかん(おきつ)

8月・ 雨よけみかん

9月・ 水晶文旦山北みかん(満天)

10月・ 山北みかん(おきつ)山北みかん(早生)

11月・ 山北みかん(おきつ)山北みかん(早生・おきつ)

12月・ 山北みかん(おきつ)温室土佐文旦

 

以上は、いわゆる「そのまま食べられる柑橘=フルーツ(果物)」ですが、高知にはこれ以外にも、全国に誇れる柑橘が存在します。それが「食材としての柑橘」です。「ゆず(柚子)」、「ぶしゅかん(仏手柑)」、「すだち」、「直七(なおしち)」などの柑橘は、料理の食材や原材料として使われます。高知ではこれらを総称して「すみかん」と呼びます。(※ 酸密柑=すっぱいミカンの意味)

 

なかでもゆず(柚子)は、全国1位の生産量を誇り、ゆず酢やゆずジュースとして数多く出荷されています。他にも高知県には柚子を使用した多くの製品が存在し、その香りの高さを活かした化粧品や入浴剤といったものまで存在します。当店でも実生柚子(みしょうゆず)という、希少な柚子を使用した柚子酢を販売しています。↓

実生柚子酢(ゆずタマ印)
実生柚子酢(ゆずタマ印)