さとのわ(SATONOWA)・旬だより
高知はすっかり初夏の雰囲気で、アイスクリンを美味しく感じる季節になりました。小夏が最もおいしい季節は5月いっぱいまで続きますが、6月以降は徐々に出荷が難しくなっていきます。山北みかん(温室)やメロンは、6月以降もさらに盛んになっていき、7月にピークを迎えます。
減農薬・「山本農法」・産地直送
馬次郎(うまじろう)梨は、晩秋に収穫し、真冬の年末年始ごろに食べごろを迎える、熟成させてから食べる、ひじょうに珍しい梨です。いびつで野趣あふれる外見は大変個性的、この梨をご覧になった事のない方は、初めて目にすると、ちょっとビックリするかもしれません。大きさは新高梨に匹敵する、最大級の品種です。
収穫当初は酸味が強いのですが、糖度がないわけではなく、収穫直後でも13.5~14度ほどと、かなりの高糖度です。(酸味が強すぎる為にそれほど甘味を感じません。)それが熟成が進むにつれて酸味がぬけ、甘味が増して行き、やがて年末年始~1月末ごろに食べごろを迎えます。
味はさわやかなリンゴのような風味と食感を併せ持ち、梨のようでもあり、リンゴの様でもあり、なんとも個性的な味わい!味は大変濃厚で、一度食べるとやみつきになって毎年注文される、そんな熱烈なファンの方もいらっしゃいます。とはいえ、新高梨のような、「味も見た目も均整のとれた梨」ではなく、大変個性の強い「野性味あふれる梨」です。
おすすめの食べ方は、お風呂上がりに食べたり、カレーや肉料理のつけ合わせなどにピッタリですので、年末年始の豪華な食事がならぶ場で、意外と重宝するかもしれません。
日持ちがとても良いので、紙やラップに包んで涼しい所に置けば、とても長持ちします。
馬次郎梨の販売は全国的に見ても非常に珍しいです。この機会に、この風変わりな土佐の梨「馬次郎(うまじろう)」を、ぜひご賞味下さい。
1月上旬~1月下旬ごろまで
(発送時期:1月下旬ごろ)
植田省三梨園
馬次郎 梨(うまじろう なし)
農家直送
|