小夏の産地、および生産量について

高知の小夏(ハウス栽培・土佐小夏)・総合ページ
高知の小夏(ハウス栽培・土佐小夏)
総合ページはこちら↑

高知の小夏産地、および生産量

小夏(こなつ)」は、宮崎原産の日向夏(ひゅうがなつ)を、高知県で品種改良し、発展したものの呼び名です。 ですので、ここでは高知県内の産地について述べたいと思います。

高知で小夏が栽培されている市町村、および生産量を並べると、以下のようになります。※平成29年度調べ・数値はトン(t)数を表しています。

市町村名 露地栽培 ハウス栽培
土佐市 500 280
宿毛市 560 12
黒潮町 240 未公表
土佐清水市 144
四万十市 107 未公表
大月町 88
須崎市 86
東洋町 72
香南市 30 22
安芸市 30 9
高知市 8
仁淀川町 8
佐川町 8
越知町 8
室戸市 6
高知県
(合計)
1,894 323

このようにして見ると、小夏は寒さに弱い果樹の為、露地栽培は比較的標高の低い地域で盛んに行われ、山間部ではあまり盛んでない事がわかります。露地栽培が盛んに行われている市町村は、上から順に、宿毛市560トン、土佐市500トン、黒潮町240トン、土佐清水市144トンと続きます。

ハウス小夏が一番盛んに生産されているのは、ダントツで土佐市となっており、生産量は280トン。次いで香南市が22トン、宿毛市12トン、安芸市9トンとなっています。

土佐市は文旦でも有名ですが、文旦が比較的山間地に広がるのに対して、小夏は、もう少し標高の低い、沿岸に近い地域でよく栽培されています。香南市は温州みかんのブランド、山北みかんで有名な産地です。山北印のハウス小夏が、市場でもよく見かけますが、山北みかんに比べると、小夏の生産量はわずかのようです。

小夏(こなつ)・全国発送承ります
小夏(こなつ)・全国発送承ります