さとのわ(SATONOWA)・旬だより
※2024年11月現在
山北みかん・別役さんの産地直送・おきつ(興津)系品種は、11月下旬以降の予約販売開始予定、温室土佐文旦は11月最終週ごろから入荷・販売開始予定、実生ゆず酢は12月以降、入荷しだいになる見込みです。
水晶文旦に、現在、「種無し」のものは存在しません。
稀にあったとしても、それは出来の悪いもので、 味も本来の美味しさには及ばないものになるでしょう。
文旦に限らず、果物の種は、シーズンが進むにつれて、多くなる傾向があります。
種の保存の為、果物自体が頑張って種を多く残そうとするからです。
生命力が強い、という事は、それだけ健康的に育っているという証拠。
本当に美味しい水晶文旦は、種もそれなりにある、という事をご理解下さい。
種無し品種は今後できるか?
平成6年から、果樹試験場において、年内収穫が可能で、種子が少ない文旦の新品種の育成が行われています。
土佐文旦、水晶文旦などのブンタン類を母親とし、もう片方を別の文旦類や柑橘類として交配を重ね、ある一定の成果が出ています。今後、新品種として「種無し文旦」が登場する可能性はあります。