さとのわ(SATONOWA)・旬だより
高知は日によっては25度を超える日があるなど、早くも初夏の雰囲気です。いよいよ小夏が最もおいしい季節が到来、新茶(一番茶)はご予約受付中の段階です。山北みかん(温室)は、ゴールデンウィーク期間中は価格がかなり高めです(数量限定で即納可能)。メロンも徐々に出荷量が増えてきました。
水晶文旦と土佐文旦の違いについて、わかりやすく表にまとめて見ました。(温室土佐文旦も併記)
土佐文旦は、露地栽培で、収穫は12月頃。1~2ヶ月ほど追熟させてから、市場への出荷が始まります。旬は、1月下旬~4月下旬。おおむね2月~3月が最盛期です。
水晶文旦は、ハウス栽培がほとんどで、収穫は9月頃から順次始まります。美味しいのが出始めるのが、9月中下旬~11月下旬。おおむね秋が旬の果物です。土佐文旦とは、そもそも品種自体が異なり、寒さに弱い品種です。
土佐文旦は、黄色が完着(かんちゃく=完全に熟して色がのった状態)なのに対して、水晶文旦は、外皮が緑色の状態でも、中身は完全に熟しています。
外側は緑色でも、中身は完全に出来上がって、じゅうぶん甘みがのった状態なのです。