全国的に見て珍しい
土佐・高知の美味しい
「岸豆入り」番茶170g
土佐・高知ではポピュラーな飲み物ですが、全国的には珍しい「岸豆(きしまめ)の入ったお茶(番茶)」です。
その起源は古く、江戸時代にまでさかのぼります。
土佐の大名・山内家がお茶作りを奨励し、いっぽうで百姓町民には茶を飲んではならぬ、と、なんとも理不尽な御触れ(おふれ)を出したそうです。
理不尽なそのお触れをかいくぐる為、人々は、普通のお茶のようには葉を揉まずに、そのまま天日に干し、飲んでいました。
しかしそれもならん、というお触れが再度出され、お茶は完全に禁止されます。
百姓町民の中にはあきらめの悪い人がいるもので、そこで今度は、川のそばに生えていた「岸豆(きしまめ)」を炒って、茶葉に混ぜて飲んだそうです。(=これは「お茶」ではない、とカモフラージュする為)
なんだか日本昔話に出てきそうなお話しですが、どうやらこれが「岸豆入り・土佐の番茶」が、高知で誕生した起源のようです。
以上、理不尽な殿様の御触れのおかげで、高知ではとても美味しいお茶が誕生した、というお話でした。
たっぷり170g入りです。夏は冷やしてご愛飲下さい。