さとのわ(SATONOWA)・旬だより
※2024年11月現在
山北みかん・別役さんの産地直送・おきつ(興津)系品種は、11月下旬以降の予約販売開始予定、温室土佐文旦は11月最終週ごろから入荷・販売開始予定、実生ゆず酢は12月以降、入荷しだいになる見込みです。
小夏(ハウス栽培品)の収穫時期
小夏(こなつ)・ハウス栽培の収穫時期は、主に4月頃に収穫され、少し寝かせてから出荷されます。早生品種は、さらに早く、3月から収穫が始まります。
4月になると小夏の樹には、白い花がたくさん咲きます。この花が満開になる頃、収穫は既に済んでいる農家がほとんどです。
小夏(こなつ)の出荷時期
市場への出荷量は、3月はぽつぽつ。4月上旬から徐々に増えて、4月下旬~末頃に最盛期へ突入します。
4月はまだ出荷量が少なく、最盛期とは呼べないので、美味しいのはまだ先の話、と誤解されている方がいらっしゃいますが、ハウス小夏の場合、3月中下旬には、すでに美味しい小夏が出回り始め、数は少ないものの、旬はすでに到来しています。
5月が最盛期、と書くと、ゴールデンウィークのあたりにはどんどん出荷されるイメージですが、ゴールデンウィーク期間中は、市場もお休みの日が多く、しかも連休前からずっと高値が続きます。小夏はお値段が高めで推移します。
というわけで、全国発送が本格化するのは、連休明け以降になる場合が多いです。5月中旬から5月末頃が、小夏の発送が最も忙しい時期です。
小夏は、6月以降、気温の上昇とともにクール便に切り替えての発送となります。クール便で送れば6月もじゅうぶんお楽しみいただけます。(なるべく早めの注文をおすすめします。)
7月は、もう旬と呼ぶには遅い時期だと思います。しかし、状況を見て可能であれば、7月以降もクール便による発送が続く場合があります。
よくある誤解=「後半のほうが美味しい」
文旦などの柑橘類は、出始めの頃は酸っぱく、後半になると熟成が進み、酸味が抑えられ、まろやかな甘さが際立ってきます。しかし小夏は、文旦のように熟成させてから食べる柑橘というわけではありませんので、「後半になるほど文旦のように熟成が進んで美味しい」という考え方は当てはまりません。むしろ後半になって酸味が抜けきってしまうと、全く美味しくなくなってしまいます。あまりシーズン終盤はおすすめ出来ませんので、その点をご注意いただき、なるべく早め早めにご注文下さい。
小夏(こなつ)の旬
収穫時期、出荷時期について述べてきましたが、その中でも最もオススメな時期が、3月~5月です。
小夏は文旦のように長い熟成を必要としません。酸味の少ない甘いハウス小夏をご希望の場合は、さらに早め早めのご注文がおすすめです。6月後半に注文するよりも、ぜひ5月末ごろまでに食べてみて下さいね。
まとめ
小夏(こなつ)の収穫時期 ・・・ 3月~4月頃
小夏(こなつ)の旬 ・・・ 3月~6月
(3月は山北産・4月以降は土佐市産が中心)
最もおすすめしたい時期 ・・・ 3月~5月末頃まで
クール便に代わる時期 ・・・ おおよそ6月以降(販売店によってまちまち)
小夏(こなつ)の発送時期 ・・・ 3月~6月(条件が整えば7月もあり)