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文旦の剥き方【応用編】・より簡単な剥きかた

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文旦の剥き方(むきかた)【応用編】・
最速で文旦をほうばりたい人、必見!
なるべく素早く、簡単に剥く方法

文旦の剥き方【応用編】

高知でポピュラーな文旦の剥き方は、文旦を地球にたとえた時、「赤道」にぐるっと切り込みを入れ、そこに指を差し込んで剥いていくというものです。しかし、この方法は、割と力が必要です。皮が柔らかくなった頃の文旦ならまだいいですが、鮮度の良い、皮が硬めの頃の文旦では、なかなか剥くのが大変です。

そこで当店なりに「なるべく素早く、簡単に剥く方法はないか」と考え、オリジナルの剥き方を考案してみました。

突然ですが、皆さんは「有田剥き(ありたむき)」をご存知ですか?

「有田剥き」は、温州みかんで有名な有田みかんの産地でポピュラーなみかんの剥き方です。具体的には、お尻(ヘタと逆側)から、みかんを3等分〜4等分に適当に割り、外皮から引き離す際は、ヘタのほうからくるんと剥く、というものです。

有田剥きの例(高知産ぽんかんを使用)

この剥き方は、みかんの構造に逆らわない、理にかなった剥き方と言えます。その為、白い筋などの余計な部分(=アルベド)がキレイに取れて、より美しく剥く事が出来ます。これを文旦(ぶんたん)に応用してやってみたのが、以下の手順です。

1. まず、文旦のお尻(南極)側を5ミリ〜1センチ、切り落とす。

文旦のお尻側(南極)を切り落とす

一番最初に、文旦のお尻側(南極)を切り落とします。ヘタ側(北極)も同じように切り落としてもかまいませんが、結局2度手間になるので、ここでは切り落としません。


2. 北極点から南極点へ、タテに2本、経線を刻む。

文旦の北極点から南極店へ、タテに2本、経線を刻む

次にするのは、文旦のヘタ部分(=北極点)から、反対側の南極点まで、タテに交差する経線を2本刻む事です。中の果肉をできるだけ傷つけないよう、出来るだけ深く、しっかりと刻んで、黄色の硬い外皮部分を完全に断つのがポイントです。(深さは文旦によるが、約5ミリ〜1センチ位)

ここでちゃんと切り込み入れる事が出来れば、あとは簡単です。

(通常の剥き方で行う、赤道部分に入れる切り込みは、必要ありません。)


3. 南極点に両手の親指を深く差し込み、開く

ぐっと親指を文旦の南極点に差し込んで、

ぱかっと開けば成功です

両手の親指を南極点に、ぐっと深く差し込んで、パカッと開けば成功です。この時、多少文旦がバラバラになる箇所が出るかもしませんが、細かい事は気にせず、思い切り良く開きましょう。前の段階で、きっちり外皮に切り込みが入っていれば、そんなに力を入れなくても、あっさり開く事が出来ます。

文旦が完全に開いた状態

まず中身を露出させてから、外側の皮をとりのぞく点が、この剥き方の最大の特徴です。

早い段階で文旦の中身があらわになるので、最初の一口が、お口に投入されるまでの時間が速いです。


4. ヘタ(=北極点)方向から、文旦の実を引き剥がす

ヘタ側から中央の種に向かって伸びる硬い部分を切り落とす

文旦には、良く見ると、ヘタ(=北極点)の裏から、中央部分の種に向かって、硬い筋が通っています。ここが邪魔なので、包丁で取り除きます。

この写真のように、白くて硬い部分カットします

なるべく果肉すれすれにカットすると、このあとの作業が、よりスムーズになります。

ヘタ(=北極点)側から、文旦の中身を引き剥がします。

あとは、カットした側(=北極点側)から、文旦の実を引き剥がして行きます。有田剥き(ありたむき)の応用で、ヘタ側から剥く事で、白いアルベド部分をなるべくつけずに、キレイに剥く事が出来ます。

文旦の外皮を剥いた後のキレイさ比較


5. 果肉の房をバラバラにして、残りの皮を剥く

房をひとつひとつバラバラにして、うす皮を剥く

ここまでくれば、後の作業は通常の剥き方と同じです。ただ、こちらの剥き方のほうが、白いアルベドが邪魔にならない分、房をひとつひとつに分けていく作業が若干ですが、楽です。

房をバラバラにしたら、点線に沿って切り込みを入れる。

中の実(果肉)を取り出します

文旦の果肉を取り出した状態

以上が、文旦の剥き方【応用編】・素早く、よりキレイに剥く方法でした。(終)


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