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さとのわ(SATONOWA)・旬だより

小夏(こなつ)ハウス栽培品は、山北産に加えて土佐市産も徐々に出荷が始まりました。

【文旦(ぶんたん)】シーズン終盤に入った土佐文旦は、ほぼ出荷が終了、当店もストックがなくなり次第、販売終了予定です。

【お届け遅延状況について】 天候・災害などの影響で、配達に支障が出ている地域につきましては、ヤマト運輸・ホームページ等をご参照下さい。

新高梨の収穫・出荷時期について(高知県産)

美味しい!梨(なし)・高知産・一覧ページはこちら
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 収穫時期と出荷時期について

みかんや文旦などの柑橘類は、収穫後ある一定の期間、追熟をしたのち出荷されますが、新高梨の場合は、収穫されると日を置かずに、すぐに出荷されます。つまり収穫時期と出荷時期にほぼ違いはありません。

木から離れた時点で、どこまで甘くなるかが決定するので、ぎりぎりまで完熟の度合いを高めてから収穫するほうが、必ず甘くなります。みかんのように追熟で甘くなるという事は、梨の場合はありません。

 収穫時期(出荷時期)は、産地・農家によって、微妙に違います

高知県産・新高梨(針木産・黒岩産)の出荷時期は、例年通りですと、9月下旬~末頃から始まり、10月末~11月上旬頃までが一般的です。

他県の新高梨=熊本産などと比べると、収穫時期はやや遅め。
高知県内でも、農家によって、早く出す農家、遅く出す農家がありますが、おおむね「10月」が旬。中でも10月中旬以降が、最も旬です。

夏場、猛暑が厳しい年などは、収穫時期が早まったり、予想以上に早く終わったりする可能性がありますので、注意が必要です。

逆に、夏場や9月に雨の日が多いと、出荷開始が遅くなり、後ろにずれ込む傾向があります。
そのような年は11月に入ってもまだ出荷が続きます。(場合によっては12月に入っても、まだ食べられる年もあります!)

新高梨の旬・本当に美味しい時期についての図解

 当店の場合、一般的な収穫・出荷時期よりも、少し遅めです

一般的な販売開始時期は、以上のような状況ですが、当店販売の新高梨は、もうちょっと後、10月上中旬頃から発送開始する事が多く、終了時期も、通常の農家よりやや遅めです。

これは、新高梨が、「本当に美味しい時期になってから発送する事を心がけているから」です。木の上でしっかりと完熟した新高梨は、普通にスーパーで売っている新高梨とは、一味違う美味しさです。このように味にこだわった結果、一般的な新高梨よりも、少し後から収穫が始まるのです。

本当に美味しい新高梨は、少し遅れて登場する。後になるほど美味しさが増す事を覚えておいていただくと、嬉しいです。

新高梨・高知県産(黒岩・針木)の取り寄せは、こちら

新高梨のルーツを探る・名前の由来

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 名前の由来に諸説あり

新高梨(にいたかなし)は、生まれた年はハッキリ分かっていませんが、命名された年は1927年(昭和2年)のようです。

よく言われる名前の由来は、新潟県が産地の「天の川」という梨と、高知県が産地の「今村秋」という梨が両親なので、県名の頭文字をそれぞれ組み合わせて「新高梨(にいたかなし)」になった、とするものです。

しかし、wikipedia(ウィキペディア)を参照すると、別のルーツが記されています。

それは、台湾にある「新高山(玉山)」という山から頂いた名前だという記事です。名前が決められた1927年(昭和2年)当時は、梨の命名については、国内の地名から取るのが一般的であり、新高は有望品種だった為、もっとも日本で高い山の名前をつけたそうです。台湾は当時、日本の統治下にあり、新高山(玉山)は、富士山をしのぐ、標高3,952 m。(富士山は3,776m)

当時としては、日本領土内で最も高い山だったので、その名が取られて「新高梨」と命名されたようなのです。

最新の遺伝子解析による研究では、片親は高知の「今村秋」ではなく、神奈川県の「長十郎」であった可能性が高い、という事が解ってきています。もしこれが真実なら、「新高梨」ではなく、「新神梨」という名前のほうが、本当は正解だったかもしれません。

名前・誕生にまつわる話については、引き続き、調査を継続したいと思います。

新高梨のルーツを探る

おまけの一言

新高梨の事を「しんこうなし」と呼んでいる方が、たまにおられます。別の梨で「新興梨」と書いて「しんこうなし」という梨が本当にありますが、これと新高梨は、全くの別物です。
本当の正しい読み方「にいたかなし」を、ぜひ覚えておいて下さいね。

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